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目黒区民交響楽団 |
目黒区民交響楽団第63回定期演奏会
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会場 めぐろパーシモンホール大ホール |
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「くるみ割り人形」演奏風景
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曲 目 |
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チャイコフスキー バレエ組曲『眠りの森の美女』より「ワルツ」
チャイコフスキー バレエ組曲『くるみ割り人形』
ムソルグスキー・ラヴェル 組曲『展覧会の絵』 |
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指揮者 |
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角 岳史
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ソリスト |
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出演者 |
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目黒区民交響楽団
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今回の演奏会は「オーケストラファンタジー きらめくロシア音楽」と銘打って,ロシア人作曲家の手になる管弦楽曲を取り上げました。
指揮は今やアマチュアオーケストラ界の人気者の角岳史先生。毎月のようにアマオケの本番がある中を,初期の譜読みの段階から最後の演奏会まで,熱心にご指導いただきました。
曲目は上記のとおり,甘いメロディに満ちたチャイコフスキーの皆様ご存知のバレエ音楽2編と,このところアマオケ演奏会の定番となりつつあるムソルグスキー・ラヴェルの「展覧会の絵」。
5月の中旬から下旬にかけては季節もよく,週末を中心に目白押しになる他アマオケの定期公演に対抗してお客様をお呼びするのは容易なことではありません。「展覧会の絵」のもととなったハルトマンの絵画は,従来から知られていた5枚に加え,残りの5枚と思しき絵も新しく発見されたという研究(追跡 ムソルグスキー『展覧会の絵』)を読み,会場に新発見の絵を投影することなどを考えましたが,会場の物理的制約からそれはかなわず,結局印刷プログラム上の解説と指揮者の解説により補うことにしました。
入場者は定員1171人に対して828名。やや物足りない結果となりました。しかし,今まで教育委員会ルートで呼びかけていた小学生と保護者の招待に加え,今回はポスターやチラシで直接区民の皆様にお知らせしたところ,約60名のご参加を得ることができたのは心強い限りでした。
来場の皆様のコメントも概して好評だったようです。ことに「展覧会の絵」では少数の打楽器奏者が種々の楽器を演奏するためひな壇の上をあちこちする有様が子どもさんの興味を引いたようです。
一方,団員の中からは録音を聴いて,やはりこの程度では満足できる演奏ではないという深刻な批評もありました。現在,12月に予定する大曲「ローマの松」に向けて練習中ですが,なおいっそうの精進をはかりたいと考えています。
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「展覧会の絵」で大活躍の打楽器陣 |
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終わって、指揮者角先生を囲んで |
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