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丸の内交響楽団 |
丸の内交響楽団 第16回演奏会
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会場 文京シビックホール |
2010年10月24日(日) | 14時開演(開演前にロビーコンサートがあります) |
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第16回演奏会の風景
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曲 目 |
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プロコフィエフ
ピーターと狼 ナレーション付
メンデルスゾーン
真夏の夜の夢より 序曲 夜想曲 結婚行進曲
リムスキー=コルサコフ
スペイン綺想曲
ケテルビー
ペルシャの市場にて
ファリャ
三角帽子より第2組曲 |
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指揮者 |
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高原 守
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ソリスト |
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三遊亭楽生師匠 ナレーション
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出演者 |
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丸の内交響楽団 団員
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丸の内交響楽団第16回演奏会は、10月24日に文京シビックホールにて、約1400名のお客様に来場いただき、盛況の内に開催されました。
今回の企画の目玉は、三遊亭楽生師匠によるピーターと狼。また師匠の軽妙な司会と共に、管弦楽曲を中心にプログラムを構成したことは未就学児から、年齢を問わず、楽しんで頂けました。
またアンコールには、アマチュアオーケストラ本邦初演となる、トミーポルカ(150年前に徳川幕府が日米修好通商条約の批准書の交換を目的にサンフランシスコに派遣した約80名の「サムライ」遣米使節団を元に作られた曲が今年発掘された)を、さらに閉会後にそのいきさつの資料を配布し、楽しんで頂きました。
集客としては、文京区内の各障がい害者施設、幼稚園小中学校関係、世田谷区代沢地区、世田谷区社会福祉協議会関係、青少年育成委員会、ならびに日本点字図書館より多数の視覚障害者の方々に、またトヨタ自動車販売会社各社様の幅広いご協力を得ながら、日ごろ音楽に触れ合うことの少ないお客様に約300名のご来場賜りました。
弊団としてはお客様が家を出られてから、帰宅されるまでを演奏会と考え、演奏会の企画以外にも、プロモーションから、受付などの接遇レベル、なるべく希望に沿う座席指定、プログラムの内容、終演後のお見送りまで、リピータになって頂けるような心配りを少なからず実施しています。結果、一般来場、リピータの方々を含め1400名のお客様にご来場頂けたことは、今後の継続的な活動に繋がると考えています。
今後の課題としては、障害者や、お子様など幅広いお客さまにご来場を賜わっていることをより、幅広く周知徹底し、より多くのお客様にご来場いただけるアプローチを実施し、よりお客様が望んでおられる楽しめる企画を考え、年齢層も幅広いお客様に満足頂けるコンサートとしていきたいと考えています。
「生活の中に音楽を」そして「常にお客様を起点にした活動」を団の基本的な考えとしていますが、今後も、ぶれないように、継続した活動を実施していきたいと考えています。単なる障害者やお客様を多く集めるというところにとどまらず、社会に対して何らかの意味をもった公演にすることと、(アマチュアとはいえ)、このコンサートに対して本当に待って頂いているお客様を多く創り上げることで、価値のある演奏会になっていくと考えています。そのような意味では、今回の演奏会のためだけではなく、各施設を含む地域とのコミュニケーションを継続的に実施し、社会貢献というキーワードから意味されることを互いに共有することが重要と考えます。今後も、多くの地域の方々と連動も図りながら、幅広く活動していきたいと考えます。
最後になりましたが、本演奏会を開催にあたり、トヨタ自動車様、トヨタ自動車販売会社各社様、文京区、世田谷区代沢地区、文京シビックホール、その他関係各位には、大変にお世話になりました。改めて厚くお礼申し上げます。
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