|
|
|
福井交響楽団 |
福井交響楽団第24回定期演奏会
|
会場 福井県立音楽堂「ハーモニーホールふくい」 |
|
ゲネプロの様子
|
|
曲 目 |
|
リスト作曲:ハンガリー狂詩曲第2番
コダーイ作曲:組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
ブラームス作曲:交響曲第3番
ドヴォルザーク作曲:スラヴ舞曲第8番(アンコール) |
|
指揮者 |
|
三河正典
|
|
ソリスト |
|
崎村潤子(ツィンバロン)
|
|
出演者 |
|
福井交響楽団
|
|
今回はハンガリーに関係の深い、リスト、コダーイ、ブラームスの作品を取り上げた。いずれも曲名だけでは必ずしも集客できる知名度はないが、初めてオーケストラを聴く人からクラシックファンまでの幅広い層が楽しめることをコンセプトにして企画した。その結果、聴衆からはブラームスの根強い人気のもと名曲を味わうことができたという評価と、初めて聴く「ハーリ・ヤーノシュ」がとても楽しかったとの意見が多く、崎村氏のツィンバロンに魅了されたことも相まって、企画としては全体的に評価が高かったと判断している。また、今回指揮の三河氏の丁寧かつ情熱的な指導のおかげもあり、演奏技術・表現内容とも多くの聴衆が満足し、これまでよりも良い演奏であったとの意見が多く寄せられた。さらに、演奏中は、多くの聴衆が音楽に集中している雰囲気が感じられ、会場全体が一体となった満足度の高い時間であり、演奏会としての目的を十分に達せられたと判断している。
まだまだ演奏技術の未熟さは残るものの、聴衆からの応援や感動したとの率直な感想を多くいただき、少しずつオーケストラ音楽への愛好者が増えていることを実感した。
今後の課題としては、演奏内容を充実させることは言うまでもないが、演奏曲の解説をチラシや案内文等に記して興味を持ってもらうことや、マスコミも含む事前の広報活動をより充実させ、多くのお客さんに来場していただくことにも、より力を入れる必要があると感じた。
|
|
崎村潤子氏のツィンバロン |
|