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丸の内交響楽団 |
第25回記念演奏会
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会場 東京芸術劇場 |
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丸の内交響楽団第25回記念演奏会2019年12月1日東京芸術劇場
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曲 目 |
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ブラームス 交響曲第一番
ムソルグスキー 展覧会の絵
※開演前に、ロビーコンサート、指揮者によるプレトークが有ります。 |
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指揮者 |
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松元 宏康
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ソリスト |
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出演者 |
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コンサートミストレス 伊藤 舞希子
丸の内交響楽団 団員
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丸の内交響楽団は、メセナ活動をきっかけに1990年に発足以来、第25回の記念演奏会を開催するに至りました。この間、様々な方々との出会いがございました。今回も豊島区、世田谷区代沢地区ならびに、東京都トヨタモビリティ東京株式会社・トヨタ自動車販売会社各社、トヨタ自動車様の幅広いご協力を得ながら、障がい者、施設関連、小中学校関係に加えて、日本点字図書館など、日ごろ音楽に触れ合うことの少ないお客様など約220名のご招待客を含め、1600名を超える多くのお客様に、ご来場頂き、東京芸術劇場に楽しい響きを満たすことが出来ました。演奏だけでなく、指揮者プレトーク、ロビーコンサート、定番のアンコールなども大変評判が高く、併せて毎年のデータベース登録顧客は、2500名を越え、結果リピータ率も大変高く、心待ちにして頂いているお客様、今後につながるお客様にご来場頂けたことは、継続的な活動に繋がると考えています。
<良かった点>
今回の企画は、よりなじみ深い、そして華やかなブラームス 交響曲第一番と、絵画と連動して場面が変わっていく展覧会の絵を選択しました。なかなか日ごろ聞くことのできない生のオーケストラを身近に聴いて頂くことで、未就学児から、年齢を問わず、楽しんで頂けたのではないかと思います。アンコールの定番である威風堂々第1番でも、とても楽しめたとの声を多くいただきました。チラシは目の不自由な方にも読みやすい字体として、ユニバーサルフォントを使い、プログラムは、クラシックになじみ深くない人でも読み易い文章にしました。また、
目の不自由な方用にQRコード付き音声認識プログラムの作成と併せて、昨年に引き続いて、点字歩みの会の協力を得て、点字プログラムを作成し、お客様に楽しんで頂きました。また、ロビーコンサートや、ロビー接客も「お客様が家を出てから帰るまでがコンサートとして余韻を楽しんで頂く」との趣旨を徹底し、団員一同お客様対応、チケットの誘導、姿勢や言葉遣いなど徹底させました。
<今後の課題>
子供や障がい者の方の声がうるさいという一般来場者からの意見は毎年頂いていましたが、一昨年来「丸の内交響楽団が、障がい者や、お子様など幅広いお客さまにご来場を賜わっている」ことを、より多くのお客様に幅広く周知徹底、ご理解いただき、一方、子供がうるさくしたときご配慮頂き、また再入場いただけるようなチラシを挟み込みました。結果、今年もクレームは無く、楽しんでいただけたのではないかと思います。
今後も、さらにお客様が望まれる楽しめる企画を考え、年齢層、障がいの有無に関わらず、幅広いお客様に満足頂けるコンサートという方針としていきます。
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