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奥州市民Z管弦楽団 |
第3回定期演奏会
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会場 奥州市文化会館 |
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曲 目 |
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第1部「空」〜ぼくらの第2章〜作曲:大田桜子、モテット アヴェ ヴェルム コルプス 作曲:W・A・モーツァルト ミサ曲「レクイエム」よりLakurimosa(涙の日)
第2部 オペラ「皇帝ティートの慈悲」序曲作曲:W・A・モーツァルト チェンバロ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV1052 作曲:J・S・バッハ 第3部 交響曲第5番 ハ短調 「運命」 Op.67 作曲:L・V・ベートーベン 復興支援ソング「花は咲く」 作詞:岩井俊二 作曲:菅野 ようこ
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指揮者 |
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滝沢 三郎
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ソリスト |
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チェンバロ奏者 平澤 匡朗
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出演者 |
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奥州市民Z管弦楽団
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○演奏会当日(3/10)は、大震災から丸2年を迎える区切りの日であることから、陸前高田市・大船渡市の被災者100名をバス2台で無料送迎することを企画したところ、わずか半日で締切るほど沢山の応募でした。
○被災地の合唱団から、あれから2年、ようやく声を出してもいいかなと思えるようになったので、オーケストラと一緒のステージなら出演しても構わないとの話を受け、陸前高田市の気仙中学校の生徒達に提供された合唱曲「空」〜ぼくらの第2章〜と、モーツァルトのアヴェ ヴェルム コルプス、レクイエムからLakurimosa(涙の日)を演奏することとなり、奥州市内の合唱団と水沢高校音楽部も賛助出演、90人の大合唱団となりました。
○世界のTOYOTAがこのような地域支援活動をしていることを知り、敬意を表します、との声が多数ありました。
<良かった点>
○プログラム構成は、第1部(祈り)合唱団とともに、第2部チェンバロ協奏曲、第3部「運命」、最後に復興支援ソング「花は咲く」を会場是認で歌うという趣向を凝らした絶妙な組合せで、多くの聴衆から、感動した、胸がつまった等の声をいただきました。
○招待した被災者の方々から、第1部の祈りの歌に、心に滲みた、感動した、感謝で胸がいっぱい、という声をいただきました。
○ベートーベンの「運命」は、第1楽章は聞いたことがあるが、全曲を通して聞いたのは初めて、という声が沢山有り、迫力に圧倒された、力強い曲で勇気が湧いてきた等、大変好評を得ました。
○チェンバロについては、このような楽器があることを初めて知った、その音色・響きについては、初めて聞いたが繊細だった、バランスが絶妙であった等、興味を持たれた意見が沢山ありました。
○地方都市で、このようなクラシック演奏を生で聴けることは大変嬉しい、有難い、今後もずーっと続けて欲しい、という有難いご意見も数多くありました。
<今後の課題>
○会場であるZホールと交渉し、年1度の定期演奏会の日程を、ある一定の時期に確定するようにしたい。
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