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日本アマチュアオーケストラ連盟 |
第7回高円宮殿下メモリアル・マスターズオーケストラキャンプ
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於 第一生命ホール(東京・晴海) |
2007年1月6日(土)
1月7日(日)
1月8日(月・祝) | |
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レクチャーコンサート。 相田憲克 撮影
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2007年が明けてまもなくの1月6日〜8日、東京晴海の第一生命ホールにて、第7回マスターズオーケストラキャンプが開催されました。
弦楽アンサンブルとホルンアンサンブルの2チームが、それぞれ3日間、講師の先生の指導のもとに課題曲に取り組み、最終日のレクチャーコンサートにおいて演奏を発表しました。
弦楽アンサンブルの講師は安永徹氏、課題曲はフランツ・リヒター「弦楽のための交響曲」
チャイコフスキー「フィレンツェの思い出」、フランク・ブリッジ「弦楽のための組曲」
丸山徹氏が講師を努めた、ホルンアンサンブルの課題曲はロウウェル・ショウ「アンダンテとアレグロ」
初日、開会式、オリエンテーション終了後、総勢85人の参加者たちはステージとリハーサル室に分かれ、アンサンブル練習を開始しました。
ステージから(弦楽アンサンブル)、リハーサル室、ロビー(ホルンアンサンブル)から
それぞれのハーモニーが流れだし、講師の方々の熱のこもったレクチャーも聞こえてきます。
そんな中、JAO総裁 高円宮妃殿下がご来臨になり、それぞれのアンサンブルの練習風景を熱心にご覧になられました。
また、91歳という高齢ながら現役のチェリストとして活躍されている青木十良氏が、妃殿下とマスターズの参加者の前で、「鳥の歌」を演奏されました。
「卒寿を超えた清澄な精神が奏でる音楽は理論もテクニックも超越し、最後の一音が紺碧の空に消えていく」(JAO森下理事長)この演奏は、参加者にとってほんとうに素晴らしい贈り物でした。
2日目も午前中から集中力あふれる練習が始まりました。
合間には、聴講を希望される方も多く来館され、練習に耳をかたむけていらっしゃいました。
この日は夕方の練習終了後、懇親会が開かれました。参加者相互の親睦を図るべく、自己紹介、情報交換、講師の先生とのい質疑応答などが行われ、楽しいひとときとなりました。
さていよいよ最終日になりました。
午前中は練習の総仕上げ。それぞれのチームの響きがまとまり、表現が作り上げられていく様子が舞台の袖やリハーサル室の外にまで伝わってきました。
正午にて練習終了。
午後のレクチャーコンサートに向けて気持ちも盛り上がっていきました。
午後二時から始まった、レクチャーコンサート。練習のときとは違い、演奏者の皆さんは少し緊張した面持ちでステージに並びました。
弦楽、ホルン双方のチームの3日間の成果が十分に表れた演奏であり、演奏者もお客様も手ごたえを感じることができたと思います。
そしてアンコールはホルンの丸山氏が、全ての参加者とともに「鳥の歌」を深みのある音色と心にしみいる歌心で演奏され、3日間のキャンプは幕を閉じました。
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高円宮妃殿下とホルンアンサンブル。 相田憲克 撮影 |
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高円宮妃殿下、青木十良氏、森下理事長。 相田憲克 撮影 |
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