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米沢フィルハーモニー管弦楽団 |
米沢フィルハーモニー管弦楽団第53回定期演奏会
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会場 伝国の社 置賜文化ホール |
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曲 目 |
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S.ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番
A.ドヴォルザーク/交響曲第8番 |
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指揮者 |
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竹谷 智
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ソリスト |
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ピアノ/大野木はるか
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出演者 |
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米沢フィルハーモニー管弦楽団
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地域の小規模なオーケストラで団員、予算不足を抱えながらも、小さい地方都市ならではの演奏会ができないか常に模索しながら取り組んでいます。今回は地元で活躍するピアニストを迎え、ピアノ協奏曲としては難曲であるラフマニノフの2番を取り上げました。地元での演奏ということで、非常に意欲的に取り組んでいただき、表情豊かで想いの溢れる演奏は多くの観客を魅了したと確信しています。また、ドボルザークの交響曲第8番は有名な9番と一味違い、民族的な親しみやすいメロディーと好評を得ました。全体として、ほぼ満席というこれまでに無い観客数でアンケートでの評価も高く良い演奏会であったと思っております。
<良かった点>
非常に有名なピアノ協奏曲を、ソリストに地元でピアノ教室を主宰する傍ら、多方面のコンサート活動を展開している方を迎えたことで、団員が広報活動を行っている際の市民の方々反応も非常に良かったと思います。来場された方と演奏者が身近な存在であることで、会場全体が温かい雰囲気になったように感じました。
<今後の課題>
私どもの団体は20名そこそこのメンバーで常には歯が抜けたような編成で練習しており、本番近くにならないと賛助出演の方々が参加しないことから、毎年のことですが、通常の練習でいかに少ない人数で効果の上がる練習をするかが課題となっております。今回も4月から本格的に取り組みましたが、編成が揃わないことから本番近くまで不安な思いで練習を行っておりました。難しい課題ですが、引き続き新しい団員の確保に向け努力するとともに、少ない中でも一人一人が何をすべきか意識した練習を行うことを心掛けて参りたいと思います。
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