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交野シティ・フィルハーモニック |
第18回定期演奏会
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会場 枚方市市民会館大ホール |
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演奏風景
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曲 目 |
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・ビゼー/劇音楽「アルルの女」第2組曲
・マーラー/「さすらう若人の歌」
・ブラームス/交響曲第3番ヘ長調 |
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指揮者 |
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木村 俊明
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ソリスト |
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バリトン:小玉 晃
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出演者 |
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交野シティ・フィルハーモニック
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交野シティ・フィルハーモニックでは、クラシック音楽になじみが薄い方々にも生演奏を楽しんでいただこうと、日頃より聴きやすい曲目を中心としたプログラムでシニア層や若年層を中心にご来場いただいています。今回は、ロマン派の名曲を取り上げました。
第1部は、招待の小中高校生に向けて、小学校の鑑賞曲としてもポピュラーなビゼーの「アルルの女」第2組曲を取り上げました。招待者のみならず、クラシック音楽に馴染みの少ない一般来場者にも喜んでいただけました。
また、地元交野市は合唱が盛んであることから、独唱の入ったマーラーの「さすらう若人の歌」を取り上げ、歌好きの地元の方々にも楽しんでいただきました。バリトンの難曲として知られる曲ですが、関西で定評のある小玉晃先生をお招きし、素晴らしい独唱に導かれ、お客様に満足いただける演奏をお届けすることができました。
第2部では、来場者の半数を占める高齢者には懐かしい往年の映画で使われたブラームスの交響曲第3番を取り上げました。
アマチュアには難曲で私たちにとっても挑戦となりましたが、アンサンブル力を養う機会にもできました。
演奏会当日は、大型台風通過の前日であいにくの悪天候となりましたが、これまで以上の地域への告知活動の成果もあり、通常の定期演奏会よりも多くのお客様に来場いただけました。
<良かった点>
これまでの小中高校生に加えて、今回新たに障がい者の方々をご招待しました。音楽を通して地域に貢献するという当団の理念に沿って、地元の社会福祉協議会や福祉ボランティア団体、デイケアセンター等にご招待の案内をし、大変多くの方に来場いただき、生演奏を楽しんでいただくことができました。
また、開演前には、当団の定期演奏会では初めてとなるロビーコンサートを企画して生演奏を間近で楽しんでいただくとともに、熊本地震と台風10号災害の義援金を募り、多くの善意が寄せられました。後日、日本赤十字社を通して被災された方々にお届けしました。結果は当団のホームページで報告する予定です。
<今後の課題>
悪天候の中で通常よりも多くのお客様に来場いただくことができましたが、これまでの当団のTCCの最高来場者数にはおよびませんでした。今後、さらに魅力的なプログラム、地域で存在・活動を知っていただく取り組みの強化、演奏レベルの向上に努めたいと考えます。
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客席風景 |
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受付風景 |
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