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佐世保市民管弦楽団 |
佐世保市民管弦楽団第69回定期演奏会 オーケストラでアン・ドゥ・トロア!〜バレエへの誘い
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会場 アルカスSASEBO 大ホール |
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客席数1375に対し、入場者数1294名 客席はほぼ満席
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曲 目 |
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ポンキエッリ作曲 歌劇「ジョコンダ」より「時の踊り」
グノー作曲 歌劇「ファウスト」より バレエ音楽
ドリーブ作曲 バレエ音楽「コッペリア」より |
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指揮者 |
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福田 隆(国立音楽大学教授)
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ソリスト |
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高木 裕次(バレエダンサー)
伊東真央(バレエダンサー)
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出演者 |
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佐世保市民管弦楽団
バレエスタジオブリエ
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第1部の「時の踊り」と「ファウスト」はオケのみで演奏、第2部で「コッペリア」からの抜粋を、地元のバレエ教室と協演した。
佐世保市民管弦楽団にとって初の試みである『バレエとの協演』。新国立劇場でバレエダンサーとして活躍しておられたソリストのお二人も、オケがピットに入っての公演は数多く経験して来ておられるが、同じステージ上での協演は初めてでいらしたとのこと。テレビ放映された同じスタイルでの公演を研究されたり、オケ側にも資料提供したりして下さった。わからないことが多くて不安も大きかったが、何度も打合せや確認を繰り返しながら準備を進めた。その分、公演が成功したことの喜びは大きかった。
オケ側は、バレエ音楽を単にオーケストラの曲として演奏するのと、実際に踊っていただける演奏にするのとでは大きく違うことを、今回初めて学んだ。
バレエ側は、今まで.CDでしか踊ったことがなかった生徒達が、生のオーケストラ演奏に最初は圧倒されていたが、すぐに生き生きと踊るようになったとのこと。お互いに良い刺激を受け、「何年か後には是非全幕公演を」と、共通の夢を持つこととなった。
「小学生の親子ご招待」というTCC B方式での開催で、264名の親子にご入場いただいたが、一般のお客様方のご迷惑になるようなこともなく、皆熱心に鑑賞してくれた。
アンケートには「小学生の子供に初めて生の楽器の音を聴かせことができて良かった」「子供達は目をキラキラと輝かせて聴いていた」などの書込みをいただいた。
一般のお客様方からは、バレエとの協演に対して「良かった、感動した、是非また」との声が大多数であったが、「演奏を楽しみたい者にとっては焦点がぼけて、あまり良い企画とは思わなかった」「バレエが長過ぎに感じ、演奏がかき消されたみたいでもったいなかった」という意見もあった。
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「コッペリア」の一場面。子供達の愛らしい踊り。 |
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ソリストのお二人が加わっての華麗な踊り。 |
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