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広島市民オーケストラ |
広島市民オーケストラ第20回記念定期演奏会
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会場 広島国際会議場フェニックスホール |
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曲 目 |
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ビゼー/歌劇「カルメン」抜粋(演奏会形式)
マーラー/交響曲第1番「巨人」 |
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指揮者 |
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宮松重紀
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ソリスト |
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藤井美雪(カルメン)
澤原行正(ドン・ホセ)
乗松恵美(ミカエラ)
折河宏治(エスカミーリョ)
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出演者 |
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広島市民オーケストラ
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今回の演奏会は,私どもの第20回記念定期演奏会でした。演奏会当日は,900名を越える多数のお客様にご来場いただき,満席に近いご来場者数となりました。プログラムはビゼーのカルメン抜粋,マーラーの交響曲第一番「巨人」と,どちらも大曲でしたが,指揮者の宮松重紀先生のご指導のもと,プロの奏者の皆様にもセクション単位でご指導いただくことにより,演奏の向上をめざしました。
<良かった点>
お客様からのアンケート結果より,2曲とも演奏に対して数多くの肯定的意見をいただきました。カルメンの演奏前には,指揮者によるプレ・トークを試みましたが,お客様には「聴きどころやあらすじが把握でき,その後の演奏を十分楽しむことができた」という意見を多く頂戴しました。
また,マーラーについては「迫力に圧倒された」という意見がたくさん寄せられました。大編成での4楽章の迫力がとても印象深かったことと思います。
演奏会後には,お客様から通常よりも多い378通ものアンケートをご提出いただいきました。演奏会直後に,お客様にとって何かメッセージを伝えたいと思っていただける演奏会であったと考えています。開演前のロビー・コンサートや,配付したパンフレットについても,興味深い・読みやすいなどの肯定的意見をいただきました。
アンケート回答のうち,過半数を超える方々が当団の演奏会に来られたことがある方でした。地域に根ざしたアマチュア・オーケストラとしての期待と責任を実感しています。演奏会開催にあたり,ご協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
<今後の課題>
中・高校生,及び高齢者層を中心に多くご招待をいたしました。その結果,高齢者層のご招待については来場率が高い一方,中・高校生については来場率が低い結果となりました。また,アンケートからは高齢者層においてニーズが高いことも明らかとなりました。今後は,青少年の招待を継続していくとともに,地域の高齢者層からのニーズにも応えるべく招待計画を推進し,広島の音楽文化の醸成に寄与していきたいと考えます。
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