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習志野フィルハーモニー管弦楽団 |
第87回定期演奏会
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会場 習志野文化ホール |
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受付風景
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曲 目 |
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ウェーバー/歌劇「魔弾の射手」序曲
ウェーバー/クラリネット協奏曲第1番ヘ短調作品73
シューマン/交響曲第1番変ロ長調「春」作品38 |
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指揮者 |
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野津 如弘
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ソリスト |
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高子 由佳(クラリネット)
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出演者 |
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2015年7月5日に習志野フィルハーモニー管弦楽団第87回定期演奏会(第1514回TCCコンサート)が行われた。
梅雨時らしく、しっかりと雨の降る中、ご来場いただいたお客様には感謝しております。
指揮はシベリウス音楽院で研鑽を積んだ若手の野津如弘氏。当団とは初めての共演である。
協奏曲で独奏をお願いした高子由佳氏は、地元出身のこちらも若手のクラリネット奏者である。
高子氏は当団のヴィオラ奏者の小学校時代の教え子であり、現在は留学を経て群馬交響楽団で活躍されている。
創立40年を超えると思わぬ形での師弟共演も実現する。
開場前から多くのお客様にお集まりいただき、長蛇の列となったため、開場時間を早める一幕もあった。また、当日券を求めるお客様にも多くご来場いただいた。
プログラムはシューマンの交響曲第1番「春」をメインに、前半にはウェーバーの魔弾の射手序曲とクラリネット協奏曲第1番を配したオーソドックスなドイツロマン派プログラムを取り上げた。
ドラマチックな曲想を含んだ「魔弾の射手」序曲は案の定大いに盛り上がった。続いて高子氏がステージに上る。
クラリネット奏者にとってもテクニカルで難しいパッセージの続くこの曲を難なく演奏し、会場のお客様からも好評であった。
アンコールでの演出も会場を和やかな雰囲気に包んでいた。シューマンの交響曲は、当団では25年ぶりの再演となる。
油断していたわけではないが、意外と手ごわいパッセージが並んでいるのと、シューマン独特の抒情性の(指揮者曰く“詩的な”)世界観を表現するのに、練習では苦労の連続だったが、指揮者の熱演もあり、好評のうちに終了。
アンコールでは「春」つながり、また、指揮者の得意とする北欧の作品が演奏され、多くのご声援を持って演奏会を終えることが出来た。
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コンチェルト 高子さん |
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舞台写真 |
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