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第11回日本マスターズオーケストラキャンプ
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於 第一生命ホール |
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Aコース
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曲 目 |
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【Aコース】
1 モーツァルト/2台のピアノとオーケストラのための協奏曲
KV.365(316a)より第1楽章
2 メンデルスゾーン/弦楽のための交響曲第10番
3 ヒンデミット/弦楽のための8つの小品
4 エルガー/弦楽セレナーデ(e-moll Op.20)から第2楽章
【Bコース】
1 バッハ/フーガの技法より 3番・4番
2 モーツァルト/ディヴェルティメント KV.137 B-durより
3 レスピーギ/組曲第3番 リュートのための古代舞曲とアリアより
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出演者 |
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安永 徹(ヴァイオリン)
市野 あゆみ(ピアノ)
神永 睦子(第2ピアノ)
林 徹也(ヴィオラ)
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1月8日〜10日、高円宮殿下メモリアル第11回日本マスターズオーケストラキャンプ(MOC11)は、東京晴海トリトンスクエア内第一生命ホールで開催いたしました。
Aコース(安永徹、市野あゆみ)とBコース(林徹也)の二つのコースによりキャンプを行い、最終日にはその成果を発表し、今年は「初春コンサート」としてお正月ムードを盛り上げました。
今回も沢山の課題曲で大変でしたが、参加者は様々な時代の音楽を堪能しておられました。講師のお二人の先生方は、ご存じのように最近、ドイツから帰国された方です。参加者はドイツ楽壇の雰囲気に圧倒されながらも、沢山の音楽を学べて楽しまれたことでしょう。ピアニッシモは天国のような静穏で甘い音が、フォルティッシモはとことん力強く堂々として、身近に感じられたことでしょう。
マスターズオーケストラキャンプは、JAOオーケストラフェスティバルとは違い、オーケストラの重鎮たる参加者が学んだことを地元に持ち帰り、伝え、活動しながら熟成することができます。キャンプで習得したことを振り返り、探求し極めて行くことは、故森下先生のアルチザンの具現化につながる事です。持ち帰る内容は様々な受け取り方がありますが、基本的な事項については普遍的なものとして、最新の音楽のメソードを吸収して頂きたいと思います。
更に、JAOを理解した次世代のリーダー(これは指揮者も含みますが)となる後継者を育てつつ、JAO活動のTYOCやJAO−FESと共に発展することを期待します。
終了式では参加者がお互いに再会を約束して全国に戻って行かれました。このキャンプで学んだことが地元のオーケストラで活用できますように。
第11回MOC
運営委員長 小倉千秋
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Bコース |
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Aコース練習風景 |
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