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第26回トヨタ青少年オーケストラキャンプ
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於 アクトシティ浜松 大ホール |
2010年3月19日(金)〜22日(月・祝)
記念コンサート:3月22日(月・祝) | |
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日本青少年交響楽団特別演奏会
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曲 目 |
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ベルリオーズ:「ローマの謝肉祭」序曲
ハチャトゥリアン:組曲「仮面舞踏会」
マーラー:交響曲第1番「巨人」 |
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出演者 |
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指揮:現田茂夫
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第25回から2年間に渡るTYOC浜松大会を無事に終了しました。お世話になりましたトヨタ自動車(株)、指揮者・講師の先生方、(財)浜松交響楽団をはじめ地元でお手伝いくださった皆さま、その他運営に携わってくださったすべての方に感謝します。
この2年間のTYOCには、今までになかった特徴が加わりました。「アジア地域の青少年もTYOC参加者として加わった音楽研修並びに交流」です。実際に、台湾と韓国からそれぞれ4名程度の参加者を迎えての研修・演奏会となりました。
当日を迎えるまでは、期待よりも不安のほうがずっと大きかったことを思い出します。言語の壁や習慣の違いを乗り越えて、参加者として仲良くなれるだろうか、ストレスだらけの空間にならないように...そんな心配をしていました。
ふたを開けてみれば、音楽の街.楽器の街として名高い静岡県浜松市でのTYOCは、驚くほど順調でした。指揮者の現田茂夫先生を筆頭に、ほぼすべての講師が第24回から引き続いて、2年間に渡り私たちの指導に当たってくださったこともあり、多くの参加者は終始リラックスした様子で、ときに見事な集中力を発揮して、研修に取り組みました。韓国と台湾から参加したメンバーは、相部屋を申し出てくれた日本の参加者とパートナーを組んで4日間を過ごし、双方とも「よい経験ができた」との感想を寄せてくれました。
今回、演奏会に向けた各パートリーダーの動きは、特に見事でした。毎晩のようにミーティングを実施し、短期間でいかに実のある演奏ができるか検討を重ね、その結果を翌日の練習中に参加者全員に伝えようと奔走しました。最終日の演奏会は、パートリーダーを中心に、TYOCに関わるすべての人が少しずつ努力をして作り上げた「いい感じ」がそのまま舞台に表れたように感じられる、充実した演奏をすることができました。
今、この素晴らしい経験を共有する160余名の仲間が全国に、そして台湾と韓国にいます。TYOCで得た知識や感動を原動力に、それぞれの拠点で新たな一歩を踏み出してくれることを願います。
第26回TYOC
運営委員長 松口直樹
■ここから、特別演奏会の動画をご覧いただけます。
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閉会式で挨拶する松口運営委員長 |
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