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TCC活動レポート
2010年度BDLO「オーケストラ・ワークショップ」
於 ヴァイマール・ホール
2010年5月21日(金)〜25日(火)
発表演奏会:5月24日(月)



曲 目 ベルリオーズ:幻想交響曲
出演者 指揮:クリスティアン・フォス(ノイエ・エルブラントフィル前総監督)
コンサートマスター:ハンネス・ノイベルト(ベルリン室内オーケストラ、ベルリン音大)
JAO参加者:8名(ヴァイオリン4名、 ヴィオラ3名、 チェロ1名)

■開催概要
2010年5月21日(金)18時(夕食)集合 
2010年5月25日(火)朝食後解散
練習・宿泊会場:ヨーロッパ青少年教育センター(ヴァイマール市内)
曲目:ベルリオーズ作曲《幻想交響曲》
指揮:クリスティアン・フォス(ノイエ・エルブラントフィル前総監督)
コンサートマスター:ハンネス・ノイベルト(ベルリン室内オーケストラ、ベルリン音大)
JAO参加者:8名(ヴァイオリン4名、 ヴィオラ3名、 チェロ1名)
発表演奏会:5月24日(月)16時開演 ヴァイマール・ホール 
  
1995年に締結されたJAOとドイツ・アマチュアオーケストラ連盟(BDLO)との「友好提携協定」は今年で15年目を迎え、両連盟の絆は確固たるものになりつつあります。
 昨年の西南部ヴァイカースハイムに続き、今年のワークショップは、東部テューリンゲン州ヴァイマールで5日間にわたり開催され、JAOの弦楽器奏者8名が招聘されました。
 かつてゲーテやシラーが活躍し、「ドイツ古典主義の都」として今も多くの芸術家の足跡が残るヴァイマールは、フランクフルト空港より鉄道で東に約3時間のところに位置しています。今年度は「幻想交響曲」研修コースのほか、弦楽のための「メキシコ音楽」コースが当初予定されていましたが、最終的に希望者が集中した「幻想」コースに、オーケストラ1が一本化されました。また、今回特例として日本の金管奏者をぜひ招待したい、というドイツ側の要望がありましたが、残念ながらJAO会員の応募はありませんでした。
 指揮者には各地の歌劇場で活躍中の若手フォス氏、各パートトップ兼トレーナーにはドイツ内外で活躍する演奏家が起用され、パートごとの指導が組み込まれた研修は、日本の参加者にとっても非常に充実するものとなったようです。ワークショップの成果は、恒例として4日目月曜(祝日)に、市内中心部のホールにて披露されました。
 以下、初参加者と久しぶりに参加された5名の方々に、具体的な形でご意見を伺いました。読者の皆様には、過去の報告とあわせて現地の雰囲気を感じていただければ幸いです。
来年度BDLO募集要項は、12月後半に発表される予定です。     
  BDLO交渉担当 穴山朝子(アンサンブル・グリューネ)


■参加者アンケートより (許可を得た方のみお名前を公表しました。 敬称略)

1 このワークショップ情報の入手経路  
 ・所属オケの担当者から:1名
 ・1月のマスターズオケキャンプで:3名
 ・BDLOで知り合った知人が毎年スケジュールを連絡してくれる:1名  

2 楽器の飛行機内へ持ち込みに関して
 ・日本を発つ直前にANAに電話して「楽器は一時も離したくないとても大事なものだ」ということをアピールしました。「どうなるかは当日になってみないとわかりませんがその旨報告しておきます」とのこと。空港では楽器に関しては何も質問されなかったので、ホッとしました。ケースは前もって一番小ぶりの三角のヴァイオリンケースを買い求めました。(岡野京子:我孫子市民フィルハーモニー管弦楽団)

 ・楽器は、座席の上のトランクに入ったので機内に持ち込むことが出来ました(成田恵子:我孫子市民フィルハーモニー管弦楽団)
 
 ・楽器の機内持込みが可能かどうか、機体に乗込む直前までわからなかった(ANAカウンターで聞いたがはっきりしなかった)ので、ちょっと不安でした。実際は大丈夫でしたが、その点はルフトハンザの方が融通が利きそうでした。(その後、ドイツ−ブダペスト間の移動では、機体が小さめなのにもかかわらず、日本の国内線ほど、荷物に関してうるさく言われませんでした。(山紀子:横浜シティフィルハーモニック)

3 現地までの交通など
 ・フランクフルト空港の内部は大変わかりにくい構造になっているので、(岡野さんと私はあやうくはぐれるところでした)事前に各自確認しておいた方がよいと思います。(山)

 ・ご一緒いただいた方のおかげで、行きかえり、滞在期間は気持ちよく過ごせました。全く初めてで、知り合いがいない場合は少々不安かもしれませんね(ドンとヴィオラ)

 ・事前にインターネット等で、電車の時刻を調べていましたので、迷うことなく行かれました。 5月17日に成田を出発したのですが、火山噴火の影響で、「事によるとシャルル・ド・ゴール空港(仏)に着陸する可能性」との事で心配しましたが、事なきをえて予定通りフランクフルトに着きほっとしました(成田)。

4 宿泊施設や練習設備について
 ・お借りすることになっていたはずの楽器がなぜか無く、2コマ分の合奏を見学することになったのがちょっと残念でしたが、それはそれでオーケストラを観察する機会にもなったので、とても良いチャンスとなりました。ワークショップにはリピーターの方が多く、初日からいろいろとアドヴァイスをいただけたのがとてもありがたかったです。シングルの部屋を希望したら、近くのペンションを予約して下さいました。4泊(朝食つき)で128EURでした。指揮者をはじめトレーナー陣も同じペンションでした。
(浅野慶子:ワグネルソサィエティーOBオーケストラ)
 
 ・現地で楽器を借りる場合でも、エンドピンストッパー、松脂、弦のスペア(あったら)は持参した方が良いと思います。譜面台はなくてもなんとかなりますが、パート練習の時にはあった方がいいかもしれません(浅野)。

 ・(分奏の時)譜面台を持って行かなかったので、困りました。幸い団員の方からお借り出来ましたが、日本から持って行くのは大変です。出来れば、現地で用意して頂ければ、と思います(成田)。

5 指揮者や他の参加者とのコミュニケーション(練習中)について
 ・他の参加者は英語を話してくださる方も多く、四苦八苦しながらですが、コミュニケーションをとることは出来ました。ただ、指揮者の指示はドイツ語でしたので、せめて小節数くらいのドイツ語は理解できるくらいに予習しておけばよかったと反省してます(ドンとヴィオラ)。 

 ・オケで座ったお隣の方が親切に教えてくださったので本当に助かりました。指揮者のドイツ語はわからないことも多かったのですが、目で耳で感覚で理解しながら・・それも又楽しい機会でした。コンマスの穏やかできめ細かいパート練習はとても為になりました。(岡野)。

 ・最初はドイツ語が判らず戸惑いましたが、前の方が指示された処を弓で指すのを見て判断しました。その後は隣の方が親切に教えて下さり助かりました。なんとかなるものです。座る場所が最初の練習の時に前方から決まってしまい、最後列に日本人同士が座ることになってしまいました。それも気楽で良かったのですが、ドイツの方と組んだ方が、交流にもなるし、指揮者の指示も的確に理解できたかも知れません(成田)。

 ・個人的に英会話が得意でなかったので最初は戸惑うこともありましたが、一緒にやっているうちに、自然とコミュニケーションできてきて、最終的には全く問題ありませんでした。それが音楽の良さかなぁとも思いました。親しくなれば皆さん気の良い方々で、練習後に近くのカフェに飲みに誘ってくれたり、演奏会の打ち上げの後、ばったり再会した同じパートの人と一緒にお茶ができたり、音楽以外でも楽しい時間を過ごすことができました(山)。

6 日本のアマオケとの相違点など
 ・日本のアマオケの方が、アンサンブルという点では良いような気がしました。個々が周りに合わせようという意識が高いのだと思います。ドイツの方たちはその点あまりこだわっていなくて?(指揮者も含め?)何となく雰囲気でやってる感じがしましたが、結構みんな勝手に弾いているのにもかかわらず、何となく形になってしまうところが、やっぱり本場の勘なのかな?と思いました(山)。

 ・アマオケに関して言えば音楽に対する情熱は日本もドイツも同じだな〜というのが正直なところです(岡野)。

 ・各パートにプロとして活躍される方々が配置されていたのがとても勉強になりました。私のパートは、MDR放送交響楽団首席チェリストNorbert Hilger氏でした。BDLOから送られてきたパート譜はドレスデン州立歌劇場オーケストラのコピー譜で、ボーイングも一緒にコピーされたものでしたが、パート練習で素人には困難なボーイング、フィンガリングなどを弾きやすいものに訂正して下さいました。また合奏で必ず指揮者から指摘を受ける箇所について入念にさらったりと、プロ直伝の仕込みをして下さいました。アマオケではプロの方がエキストラとして後方で援護してくれることはありますが、トップとしてパートを牽引して下さったことは、とても貴重な得難い経験でした(浅野)。

 ・分奏の時、コンサートマスターが弾き方等、丁寧に弾いて下さり、判り易かったです。と同時に演奏(参加)者が、ボーイング等、結構自分の意見を言っていました(成田)。
 
 ・ドイツの皆さんは丁寧に練習してきていらっしゃいました。音量の強弱や感情などの表現は日本の方がアグレッシブですが、丁寧に美しい音を出そうと演奏している方が多いのが印象的でした。(ドンとヴィオラ)

 ・一番衝撃的だったのは、スケジュールが超アバウトだったことでした。予定が当日の朝、食堂の入口に貼り出されるまで、スケジュールが分からないのがちょっと不安でした。事前に綿密にスケジュールを組み、分刻みで動かないと気が済まない日本人と、アバウト(?)で出たとこ勝負なドイツ人の違いを感じました。でも慣れてしまえばこれもまた楽しかったです(浅野)。

 ・休憩時間にさらう人がいないのも驚きでした。休む時にはちゃんと休むというドイツ人のポリシーなのでしょうか。これはとても新鮮でした。この休み時間にコミュニケーションを楽しみ、練習が終わったら飲みに流れることもなく、個人の時間を大切にするように見えました(浅野)。

7 今後JAOの日独交流事業について
 ・是非今後も続けていただきたいです(5名)
 ・このような素晴らしい機会を多くの方に経験していただきたいと思いました(2名)

 ・私の所属しているオケでは、今回初めてBDLOの活動と募集について広報され、知ることができましたが、JAO所属団体の方々にBDLOとの交流が知れ渡り、固定メンバーのみならず多くの方が参加される機会ができたらいいかも知れません。海外のアマチュアオーケストラへの参加は、憧れがあっても個人では多くの困難がありますが、このような機会をいただいて本当に良い経験となりました。この経験が個人の満足に終わらず、ドイツのオケで学んだことが国内で何かの折にどこかで反映できたらと強く感じました(浅野)。

 ・音楽技術や、現実的な損得ではなく、体験そのものが日本での音楽活動や社会生活にとって大きな刺激になると思いました。観光でドイツを訪れることはできても、現地の方々と一緒に合宿生活を送る…なんてなかなかできないですものね。実際参加してみて、ドイツの皆さん、そして日本人参加の方々の音楽に対する熱意とどんなことにも前向きな姿勢に刺激を受け、自分自身の価値観や世界感が開けていくのを感じました。1年にわずかな人数かもしれませんが、交流事業が続き、このような体験を共有できる仲間が増えたら、真の国際交流になるのでは、と思います(山)。

8 その他
 ・「打ち上げ」などもう少し他のメンバーとの交流の場があってもいいと思いました。大変貴重な体験をさせていただき、今振り返っても夢のような1週間を振り返り、しみじみとワイマールでの楽しかった日々を味わっております(岡野)。

 ・演奏会終了後に日本からの参加者一同で、美味しいチューリンガーソーセージと冷たいビールを存分にいただいたことは、ヴァイマールの良き思い出となりました(浅野)。
  
 ・ワイマールは本当に美しいところで、それだけでも非常に癒されました。環境がすばらし  かったこともこのイベントを好印象で終わることができた一因になったと思います
 (山)





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