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高円宮殿下メモリアル 第12回日本マスターズオーケストラキャンプ
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| 於 第一生命ホール |
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| 曲 目 |
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モーツァルト:弦楽四重奏曲第5番イ長調 K.464 第4楽章より
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲ラズモフスキー第3番イ長調 op.59-3 第1楽章より
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 op.132 第3楽章より
バッハ:フーガの技法 第1番 第5番
ヒンデミット:ヴィオラと弦楽のための葬送音楽
ハイドン:交響曲第44番 Hob.��-44 第1,第4楽章 |
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| 出演者 |
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《講師》
林 徹也(ヴィオラ)
野村朋亨(チェロ)
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マスターズオーケストラキャンプは12回目となり、当初から設けていた40才以上の年齢制限を撤廃し、新たにスタートしたキャンプとなった。音楽監督に西脇義訓氏、講師に林徹也氏と野村亨朋氏をお迎えして第一生命ホールで3日間、「音色を極める」というテーマで行われた。事前に「チェリスト、青木十良」(大原哲夫・飛鳥新社刊)と「ヴァイオリニスト空に飛びたくて」(森悠子・春秋社刊)の2冊の本を参考文献とした。
音色は個々の演奏の技術だけではなくアンサンブルの呼吸法、和音や音楽の方向性、ホールの残響時間、客席の状態まで多くの要素を考慮しなければならない。世界の音楽界やホールを知り尽くした西脇氏、ソロヴィオラを弾きながらアンサンブルを指導された林氏、ヴァイオリンパートの中でチェロを弾きながら全体のバランスを指摘された野村氏と…、三者三様のパフォーマンスに、参加者はプロフェッショナルな世界を垣間見たであろう。
今回の制約された時間で多くの課題を理解することは大変なことである。したがって、参加者各位はキャンプ終了後でも各講師の指導を思い返し、参考文献を読み直し、体験されたことを各自所属オケやアンサンブルで是非再現し確認していただきたい。
このキャンプは、プロの指揮者が大曲を3日間で仕上げ一般公開するフェスティバル・コンサートではない。参加者には、指導者の言う事を聞いているだけではなく、自ら積極的にアンサンブルに参加しようという意欲を求めた。今後も参加者には、受け身ではなくその場で前向きに指導者の指導を体現し、場合によっては意見交換をする位の意欲的なレベルを期待したい。
実行委員会としては全国からの参加者による「交流の場」を提供したいと思っていたが、参加者の氏名を紹介する程度が精一杯であった。しかし、今回は大震災の後で≪仙台ニューフィルハーモニー管弦楽団≫の被害に伴う活動状況や≪とうかいマスターズオーケストラ(名古屋市)≫の岩手県田野畑小学校への移動コンサートの情景が、大画面を通じて共有出来たことは幸いであった。
音楽監督西脇氏、講師林氏、野村氏に感謝を申し上げ、参加者皆さんが学んだ事を自らのオーケストラで実践されることを期待いたします。
(第12回運営委員長 小倉千秋)
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