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1月9日(土)〜11日(月・祝) 於.第一生命ホール(東京・晴海トリトンスクエェア) 後援:東京都中央区 協力:財団法人 日本音楽財団(日本財団助成事業) 協賛:ガステックサービス株式会社 コース・講師・曲目 【基礎コース】 林 徹也(元シュツットガルト室内管弦楽団首席ヴィオラ奏者) 1.バッハ 「フーガの技法」BWV1080より (小林義武氏翻訳) 第一番 コントラプンクトゥス � 主題の原形による単純なフーガ 第二番 コントラプンクトゥス � 主題の原形による単純なフーガ 第三番 コントラプンクトゥス � 主題の反行形による単純なフーガ 2.シューベルト 「弦楽のための序曲」ハ短調 3.メンデルスゾーン 「弦楽のための交響曲第9番」ハ長調「スイス」(1823) 【一般コース】 徳永二男(元NHK交響楽団コンサートマスター) 井野邉大輔(NHK交響楽団ヴィオラ奏者) 1.ヨゼフ・スーク 弦楽のためのセレナーデ 変ホ長調 Op.6. 2.モーツァルト ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364 3.武満徹「3つの映画音楽」 第1曲「訓練と休息の音楽」勅使河原宏監督「ホゼー・トレス」(1959) 第2曲「葬送の音楽」今村昌平監督「黒い雨」(1988) 第3曲「ワルツ」勅使河原宏監督の「他人の顔」(1966) 「基礎コースと一般コース共に3日間のキャンプとして実施」 1月9日から第一生命ホールで第10回記念マスターズオーケストラキャンプが開催されました。全国から97名(45団体)の参加で、平均年齢は54歳でした。今回は10回という節目となるので「記念」と付けました。また、雰囲気を盛り上げるため、キルトビルダーの野沢典子さんがエントランスとステージにキルトを提供されました。また、ホワイエのモニターでは「MOC10年のあゆみ」(10分間)を放送しました。 課題曲は両コース共に多いという前評判でしたが、沢山の事を学んだキャンプとなりました。また、参加者から全曲を弾きたいという希望を一応満足した結果となりました。 基礎コース担当の林徹也先生はドイツ音楽を講義され、参加者は存分に満喫されたものと思います。ボーイング一つ一つの考え方の根拠が分かりやすく説明され構築してゆく過程を学べたと思います。弾く時間が足りなくなったということも無くはありませんが、基礎コースのじっくりと素朴な疑問を解決して「音楽の楽しみ方」を学ばれたことでしょう。このことは帰ってからじっくりと伝わってくることと存じます。また、シュツットガルトの生活の話もされ、ドイツ音楽の楽しみが一層増されたことでしょう。 一般コースはソロ活動で全国的に活動されている徳永二男先生とNHK交響楽団ヴィオラ奏者の井野邉大輔先生でした。全曲制覇を目指し時間との戦いでした。しかし、事前に参加者から頂いた質問にも練習中に回答され、お土産となったと思います。 二日目には、高円宮妃殿下が新年最初のご公務としてご来臨されました。参加者と一緒に聞いた徳永先生のサラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」は、先生がリサイタルで何時もご一緒の林絵里さんのピアノ伴奏でしたが、超絶技巧の演奏に全員が感銘を受けました。また、リハビリ中の森下理事長が豊橋から来られ激励されました。 夜には、歓迎レセプションが行われ、交流や講師の先生との歓談となり盛り上がりました。 三日目のレクチャーコンサートは時間制限があるので全曲できません。一般コースの場合、徳永先生が選曲するにあたり、「皆さんはいかがでしょうか?」と同意を求められながら決めていらっしゃいました。また、参加者で爪を長く伸ばしていた方がいらして練習中に指摘されて、コンサート当日爪が切られていることを見て、謝られたという細心の先生の心に触れることと音楽をする上で、全員への気配りの一面も学ぶことができました。 コンサートは、年々お客様も増え一階席がほぼ満席に近い状態となってきました。また、アンケートでの満足度は良くなってきて喜ばしいことです。 終演後、修了式を行い、4時には解散、参加者は、キャンプのお土産を沢山持って帰られたことでしょう。 次回からは新たなキックオフとなります。それに相応しい10回記念のキャンプとなりました。 (文責・小倉千秋) |
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