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TCC活動スケジュール
レポートリスト
2018年度
第43回定期演奏会(市響ジュニアオーケストラ)
第1635回トヨタコミュニティコンサートin ゆりはま 〜 ミンクス室内オーケストラ訪問コンサート 〜(ミンクス室内オーケストラ)
札幌フィルハーモニー管弦楽団第58回定期演奏会(札幌フィルハーモニー管弦楽団)
2018山フィルファミリーコンサート(山形フィルハーモニー交響楽団)
モーツァルト アンサンブル オーケストラ第34回演奏会(モーツァルト アンサンブル オーケストラ)
仙台市民交響楽団第78回定期演奏会(仙台市民交響楽団)
ファミリーコンサート14(郡山市民オーケストラ)
山梨交響楽団第45回定期演奏会(山梨交響楽団)
第1644回トヨタコミュニティコンサート 第33回定期演奏会(近畿フィルハーモニー管弦楽団)
ふじの花交響楽団 第6回定期演奏会(ふじの花交響楽団)
大阪府医師会フィルハーモニー 第48回 定期演奏会(大阪府医師会フィルハーモニー)
第93回定期演奏会(習志野フィルハーモニー管弦楽団)
千葉市管弦楽団 第73回定期演奏会(千葉市管弦楽団)
山陰フィルジュニアオーケストラ 第31回定期演奏会(山陰フィルジュニアオーケストラ)
第38回定期演奏会(船橋ジュニアオーケストラ)


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TCC活動レポート
山陰フィルハーモニー管弦楽団
トヨタコミュニティコンサート in かわもと 山陰フィルふるさとコンサート
会場 悠邑ふるさと会館
2018年10月21日(日)14:00


松江市在住のピアニスト代香織さんを迎えてグリーグのピアンコンチェルト全3楽章

曲 目 スメタナ/連作交響詩《我が祖国》より 第2曲「モルダウ」
グリーグ/ピアノ協奏曲 イ短調 作品16
指揮者体験コーナー
ジョン・ウィリアムズ/ オリンピックファンファーレ&テーマ(1984年ロサンゼルスオリンピック)
チャイコフスキー/ 大序曲「1812年」
指揮者 今岡正治
ソリスト 代 香織
出演者 山陰フィルハーモニー管弦楽団
島根県立島根中央高等学校 吹奏楽部

島根県内各地に赴いて演奏会を開催する山陰フィルの川本公演を、移動訪問型の支援を受けて開催しました。
川本町は、昭和60年に「音楽の町」を宣言し、建設当初は県西部随一の音楽ホールであった「悠邑ふるさと会館」 を有し、島根県立川本高校(現・島根中央高校)吹奏楽部はかつて全国大会で何度も優勝した経験を持つなど、従来から豊かな音楽文化のバックグランドを持つ町です。

しかし、島根県の中部に位置する山あいの地にあって、人口減少や高齢化に伴う高校の統合や、吹奏楽部員の減少などに直面するなどの変化に直面し、普段はフル編成の管弦楽を生で楽しむ機会は極めて限られています。

今回のTCCでは、町の「音楽の町」再生を担う地域おこし協力隊の協力を得て企画・選曲を行い、モルダウ、運命第1楽章(指揮者コーナー)といった 本格的で弦楽器の響きを味わっていただく曲や、島根中央高校吹奏楽部をバンダとして迎えた大序曲 1812年、オリンピック・ファンファーレのように親しみやすい曲、ピアノコンチェルトの全 3 楽章、指揮者体験と、バラエティに富んだをプログラムを実現することができました。

アンケートでも、オーケストラを身近に聞いた喜びを多く記入していただいた。幅広い年代の来場者にも、高校生にもオーケストラの楽しみを伝えられたと評価しています。

人口3,000人の町で1,000人の収容人数のホールをどう満席にするかという課題には、山陰フィルの拠点である松江市から周辺の市町へ精力的に通い、川本町内の全戸配布2回の他、川本町、邑南町、美郷町の 公民館、各学校、道の駅にはもれなくチラシを配置してPRに努めました。また、周辺市町(江津市桜江町、邑南町)でプレコンサートを行い、それぞれ100名近い方に聞きに来ていただき、演奏会をアピールしました。結果として、入場者数は400名で目標の500名には及ばなか ったものの、幅広い年代に、広範囲から来場していただくことができました。
<<入場者の内訳>> 川本町44.5%、その他55.5%(邑南町、大田市、江津市、美郷町、松江市、浜田市、飯南町、他)
~来場者アンケートより
• プログラムの構成が楽しかった。一部の重厚さ、ピアノのすばらしさ、ファンファーレの華やかさ、指揮体験もおもしろかった です。ステキな演奏ありがとうございました。高校生を交えて温かい雰囲気すばらしかったです! (50代女性)
• 子どもが成長し、自分が自由に出かけられるようになり、初めて1人でコンサートに来させていただきました。この小さな町で オーケストラの生の演奏をきくことができ、うれしく思いました。 (40代女性)
• 選曲いいすね。(60代男性)
• 先日、邑南町でフィンランドの方の歓迎の演奏を聴いた娘より絶対に行った方がいいよ、と言われ来てみました。来て良かったです。大勢の方が一つになって、素晴らしいと思いました。(50代女性、邑南町)
• たまたま行った赤名の道の駅で知りました。もっと多くの人に参加してもらいたい。ピアノに感動しました。(60代、大田市)

各販売店の皆さまには、プレゼントの提供や当日のロビースタッフとして惜しみないご協力をいただき、指揮者コーナーへの応募を熱心に呼びかけていただいたおかげで大好評のコーナーとなり、アンケートの回収にも直接声かけを行っていただけ、普段の演奏会では少ない20代、30代の若い世代からも十分に回収す ることができました。
~来場者アンケートより
•中山間地域では、仲々生の音でのコンサート(特にクラシックのオーケストラ)は聴くことが出来なくて、今回の催しはとても うれしかった。とても感謝しています。これからもこういう機会を設けて下さい。(有料でもOKです。)(60 代男性)
•スタッフの人もとっても感じが良く気持ちよい気分でした。(70代以上女性)
• すごくよかったです。中央高校との共演がとくに感動的でした。是非またやってほしい。(30代女性)

指揮者コーナーには初の2人がかり指揮者が登場。1フレーズごとに交替します!

「1812年」は地元 島根中央高校吹奏楽部と共演。管楽器は2階席、Cbと打楽器はステージ。



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